【アロマラント通信2016年11月号】

  • 2016.11.17 Thursday
  • 19:49

JUGEMテーマ:アロマ

 

■INDEX

1. 記事:Zirbelkieferスイス高山松  雪江奈津代

2 ドイツ訪問記:聖ヒルデガルト祭を訪ねて  長谷川弘江

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  1.     記事

樹木系精油

Zirbelkieferスイス高山松

(Pinus cembra)

          IFA認定アロマセラピスト・ITECアロマセラピスト  

                            雪江奈津代

 

フィヒテ(ドイツ唐檜)、ハイマツと紹介してまいりましたが、今月はスイス高山松をご紹介します。

針葉樹の精油は、共通して爽やかでグリーンな香りが特徴ですが、これに少し温かみのある香りをブレンドすると冬にぴったりの香りが完成します。

クリスマスツリーやリースの香り付けにも是非お勧めです!

 

スイス高山松は、植物としてとりわけ硬く抵抗力のある木です。森林限界地など、植物にとって過酷な悪い環境でも生息しています。少し前までおばあちゃんの知恵として、この木で咳止めのシロップを作っていました。そのことからも呼吸器系に効果があることが伺えます。

 

アルプス地方では、今でも「松の家」という小屋を作って、この中で樹脂状に香るこの木の香りを嗅がせる、ということを行っています。家具も全てこの木によって出来ているため、松脂の香りが強烈だそうです。古くから生活にとても密着した植物だということが想像できますね。

 

【香りの特徴】

フレッシュで森のような香り、グリーン調だが強すぎない

 

【身体に対する効果】

他の針葉樹の精油と同様、痰を溶かす作用があります。また、気道の痙攣(喘息)を取り除く作用があります。気道の通りを良くし、去痰し正常化します。そのため、このスイス高山松は咳や気管支炎、風邪の薬として定評があります。

 

【心に対する作用】

深い呼吸を促すため、リラックス効果があります。

自己の存在意識と関係があるため、精神的な覚醒や自己信頼の作用があります。

集中力を保持したい、高めたいときにも大変役に立ちます。

 

【相性の良い精油】

花のような香り(マートルやヒソップなど)や、バーベナやレモン、レモングラスのようなレモン様の香りとも相性が良いです。サイプレスやユーカリ、オレンジなどとも合います。

 

【精油の使用方法】

 

香水・・・この香りは男性的な特色を表しています。例えば「勇気」「持続力」「タフ」など。 

 

多くのアロマセラピストはこの精油を守護の精油として、負のエネルギーに対するブロック対策や、境界線を保つために使用しています。

 

芳香浴・・・アロマバーナーを使って室内の空気を浄化します。煙草の臭いやその他嫌な臭いを消します(スイス高山松3+ミント2+バーベナ3滴)。

 

 マッサージオイル・・・筋肉の凝りを取り除きます。とりわけスポーツ選手は加温効果があるため、トレーニングの前後に使用します。(スイス高山松8+ジュニパー6+ローズマリー4滴)

 

虫除け・・・木材に害を与える害虫を遠ざけます。バーナーに使用すると、蚊やブヨなども除けます。(スイス高山松5+シダーウッド3+ラベンダー5滴)エアーフレッシュナーにも良いブレンドです。

 

【注意事項】

スイス高山松は、厳格な自然保護の規制下にあるため、風で引き抜かれたり倒木したものしか精油の原料として使用できません。それだけ大変貴重な精油ということです。そのため、この名前で他の針葉樹の精油が販売されている場合があるため注意が必要です。

 

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  1.     ドイツ訪問記:聖ヒルデガルト祭を訪ねて  

9月17日 中世ドイツの修道女で 教会博士の 聖ヒルデガルト・フォン・ビンゲンHildegard von Bingenの命日にワインで有名なリューデスハイムから少し上に上がった教会で盛大なお祭りが毎年開かれます。今年も参加してまいりました。

 

聖ヒルデガルトのお骨と心臓と舌の入った聖杯のはいった聖櫃を担ぎ、近所を一周します。

丘の上のヒルデガルト修道院でもできたてのワインやフェーダーヴァイサー(FederweiserまたはFederweisser)という発酵中のワインと彼女がおすすめの古代小麦(ディンケル)のスープを修道女さんたちが屋台で売ってました。

フェーダーヴァイサーとの伝統的な組み合わせはツビーベルクーヘン(玉ねぎのキッシュ)だそうでこれがワイン祭りのメインだとか。発酵中でビンの栓がぬけてしまうので輸出できず、ワイナリーのあるところでしか飲めないのだそうです。

 

フランキンセンスとお供えの 柑橘のよい薫りのなか、聖ヒルデガルトのお骨に参拝してきました。

今年は、もう一か所にあるという記念教会の中の聖櫃にはいったお骨も御開帳があり、「戦争中、修道女が大切に大切にし隠して守った」というお話も聞けました。

 

聖ヒルデガルトの残した写本「自然学」にはラベンダーやバラといった植物、そして香りについての効用が書いてあります。特にバラは、どんな薬にもバラをいれると良いとあります。怒りにはバラとセージの香りを嗅ぎなさいとも。

彼女はドイツの国家資格である「自然療法士」ハイルプラクティカーの間ではとても大切な人だそうです。

 

ここから6時間電車に乗って尋ねたボーデン湖側の「ヒルデガルト治療院」を尋ねました。

ちょうどその日は満月から二日目で「瀉血」に良い 日だそうでたくさんの患者さんがいらしてました。
ヒルデガルト療法の一人者であるシュトレーロフ先生にお会いでき、おすすめのフェンネルのお茶とディンケルコーヒー、アーモンドミルクとシナモンで煮たディンケル粥をいただきながらヒルデガルトのお話を聞くことができました。

 

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  • 2017.05.22 Monday
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